「安定」しているお仕事とは?
こんにちは、個別指導エクセルシア茅ヶ崎校の宮崎です。
本日はテスト勉強についての話を生徒に向けて行いました。
テスト勉強の計画も実際に立ててもらいましたが、さすがに3回目、4回目と以前から継続して作っている生徒は慣れてきてますね。
ガチで計画作るのって、時間かかるんですよ。今日も2時間以上かけて作っていた生徒もいました。
けれども適当に作って、後で嫌な思いをするぐらいであれば、今しっかり時間を取って作ってしまった方が結果としてはハッピーになるんじゃないかなと!
あとはやるだけですね!ファイト!
就職に「安定」は求めるべき?
さて本題です。本日は就職についてのお話。
『2020年卒マイナビ大学生就職意識調査』で、学生の就職意識や就職活動全体の動向を探るを目的で毎年行われている。
それによると、学生が企業を選択する際に重視するポイントを聞いた項目で、「安定している会社」が39.6%でトップとなり、2001年から19年卒の調査までトップだった「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」(35.7%)を初めて抜いた。
就活は「やりたいこと」より「安定」。2020年卒の意識調査で明らかに(全文はこちらから)
こんな記事を目にしたのですが、現代の若者(私も18歳なので若者ですね)の考え方がこの結果に集約されているのかなぁという印象です。
記事内の締めくくりでも書いてありましたが、
安定はしたいけど、必要以上のノルマは科されたくない
ということですね。
まぁこの不景気ですから、明るい将来を想像しにくい若者世代にとっては安定を重視するのも致し方ない気がします。
安定を重視すること自体は決して悪いことではありませんし、定時で帰って自分の時間を過ごしたいというのも理解はできます。
しかし、社員全員が「安定はしたいけど、必要以上のノルマは科されたくない」という状況になったらどうなるのか、という当たり前すぎる疑問も出てきます。
個人的には必要以上のノルマは無理してクリアするつもりはなくても構わないと思います。というかどの企業も本来はそれが理想なのではないかと。
が、そうなると当然会社の成長が鈍化・悪化する可能性が浮上しますよね。
それはあくまでも経営者が考える問題であって、社員の俺たちが考えることじゃないという意見もあるでしょう。
ただ、そんな所謂ぶら下がり社員を雇っていられるほど余裕のある企業が、徐々に減っているという現状は無視できないのではないでしょうか。
このままだと給料が払えなくなる…倒産の危機だ…と感じたときにリストラという選択を会社が行った場合、自分が対象者になる可能性だってあります。
何が言いたいかというと、当事者意識を持ちましょうということです。
「安定」という言葉が出てくる時点で、誰かになんとかしてもらおうという気持ちが少なからずあるはずなんですよ。就職活動前の、若かりし頃の自分もそう思っていた時期があります。
だって、誰かになんとかしてもらおうと思ってない人は「安定」の2文字より「面白さ」の3文字を優先しますから。
安定している企業がいい、それはわかります。保護者目線でも痛いほどわかります。
しかし、安定している企業がいいという人と、その会社の先輩や上司は一緒に仕事をしたいと思うでしょうか。
「安定はしたいけど、必要以上のノルマは科されたくない」という言葉を出してしまう人は、皮肉ながら「安定はしたいけど、必要以上のノルマは科されたくない」という会社には入れないのではないかというのが私の考えです。
特に20代のうちは、必要以上のノルマは科されたくないって思ってると成長止まりますよ。そりゃ経験値貯めない人と貯めてる人とではレベルアップの速度も違います。勉強にも言えますけどね。
※「安定はしたいけど、必要以上のノルマは科されたくない」けどある程度、余暇を仕事の勉強、もしくは自己啓発の時間に充てる!というのなら話は別です(^o^;
安定している仕事ってあるの?
安定している仕事は何か、という質問を保護者の方からも聞かれたりするんですが、以下のセリフを参考にされるとよろしいかと思います。
仕事ができる人間であれば、逆に企業側からオファーが来ます。
そうなれば、やりたくない仕事は断ればいいわけですし、自分のやりたい仕事だけに注力できます。当然、(自分が)必要だと思うノルマ以上をこなさなくても構いません。
仕事ができるという定義は人によって異なると思いますが、端的に言えば会社から必要とされるスキルを持っている人物かどうかということでしょうね。
ハード・ソフト両面のスキルを高めるためにも、小・中・高・大学時代の勉強は取り組んでおいて損はしないのではないでしょうか。
それではまた次回! お読みいただきありがとうございました。