人のやる気に頼ってはいけない

こんにちは、個別指導エクセルシア茅ヶ崎校の宮崎です。

私が学習塾で指導を始めてからもうすぐ10年になります。ここまで本当に多くの保護者の方々・生徒のみなさん・スタッフ・塾関係者とお会いしてきました。

そして多くの方と関わる中で、

人の「やる気」に頼ってはいけない

ということに気が付きました。

これは別にやる気のある人がダメだとか、嫌いとか、そういう話ではありません。むしろ、やる気に満ちている人の方が個人的には好きです。

ただし、安易にやる気を信頼してしまうと結局上手くいかなかったり三日坊主で終わってしまうことも多々あるのも事実です。みなさんにもそういった経験はありませんか?

目次

「やる気」には上下の波がある

なぜ人のやる気に頼ってはいけないかというと、大なり小なりその日その日で波があるからです。

「今日はあんまり勉強する気分じゃないな、明日やろう」とか「今日は気分的に英語やろうかな、数学はやりたくないから後でいいや」と言っている人で、成績が良い人を見たことがありません

以前勤めていた塾で、「やる気だけなら誰にも負けないです!」と面接時に言っていたスタッフから「今日は気分があんまり良くなくて、熱を入れた指導があまりできませんでした」と報告をもらったこともあります。

これを読んでいるお母さまも、一度は「今日はなんだか面倒だからお皿洗うのは明日でいいかな」とか「夜ご飯は簡単なもので済ませよう」と思ったことはありませんか?(簡単なものが悪いと言っているわけではありません、念のため)

 

このように勉強に限らずとも、人間のやる気にはどうしたって波があります。やる気があるときにはできていたことでも、やる気がないときにはできなかったりするものです。

勉強に限っていえば、「やる気だけはあります!」という子に対して「じゃあ、具体的に何をするの?」と聞くと「英語をがんばります!」という何とも抽象的な言葉しか返ってきません

世の中のお母さま方も、その子のやる気があるときのシーンを思い浮かべて「やる気になったら、そのときはやるんだけど…」と思ったことがあるのではないでしょうか。
お母さまの期待値が高い状態で子どもと接しようとしたときに、子どものやる気が低い状態だとギャップが生じます。それ、ストレスでしかありませんよね

管理できない「やる気」より、「行動」を見る

人のやる気に頼ってはいけない、とお伝えしましたが、それは言葉だけの場合です。行動や結果を伴っているやる気であれば全く別です。

やる気はあります!何をするかは決まってません!その日の気分で科目と内容を決めます!

という人と、

やる気はあります!月曜日は英語の新出単語と理科のワークを4ページやって、火曜日は数学のワークを2ページと学校の宿題を終わらせて、水曜日は…

という人とでは、話を聞いているだけでも勉強に対する本気度が全然違いますよね

この2名の違いが何かというと「具体的な行動」があるかないかです。「やる気あります」「頑張ります」といった声だけ大きい人は、結局のところ伸び悩みます。気持ちだけが先行しても勉強はできるようになりません

行動しないことには問題が解けるようにはなりませんし、やる気があろうがなかろうが、行動さえしていればそれなりに結果は出ます。

自塾の生徒のみなさんにも常に伝えていることですが、コントロールできないことに時間と努力を割くのではなく、コントロールできる「今日の行動」「未来の行動」に時間と努力を割きましょうということです。
結果を出すためには、どういうルートであれ最終的には自分自身が行動するしかありません。

これを読んでいる人で、今まで「やる気あります!頑張ります!」とだけ言っていたのであれば、今日から「どう行動するか・何をやるか」ということを考えてみてください。

塾の「一生懸命指導します」という言葉にも注意が必要

ここまで主に塾側から生徒を見るときの話をしてきましたが、人のやる気に頼ってはいけないというのはもちろん逆のケースでも考えられます。

塾の中には「言葉巧みに勧誘して、入塾したらアルバイト講師に丸投げ」という塾も残念ながら存在します。本当に酷いと、入塾半年後に保護者の方から言われて初めて現状を認識するような教室長の方や、生徒の学習計画を場当たり的な対応でごまかしている教室長の方もいらっしゃいます。(全ての塾ではありませんし、良い塾もたくさんありますよ)

もちろん、直接指導に当たっているアルバイトの先生であっても責任感が強く、親身になって接してくださる方も大勢います。その先生たちは何も悪くありません。

このような本当のことを言うと誰も入塾してくれなくなってしまうので「一生懸命指導します!」というやる気アピールをするしかないんですよね。塾の先生の熱心に指導してますアピール魅力的な言葉に流されてしまうと、簡単に餌食になってしまう危険性があるのも事実です。

冷静に「ご家庭が求めていることと、塾がやってくれること」が一致しているかどうかをしっかり判断しましょう。

定期的な個人面談や保護者会がある塾であれば、これまでの動き今後の指導計画と対応を教室長の方に聞いてみましょう。そこで「これまでは△△で、今は◯◯という状況なので□□をやってます、2ヶ月後にはおそらくこうなってくると思うので☆☆といった形で進めたいと考えています」というような言葉が出てくるようであれば、キチンと見てくれているのではないかと思います。

反対に「ケアレスミスが多いので、それを治せるように練習してます」「熱意を持って指導に当たっています」とだけ言われるようであれば要注意。どんな練習をしているのか、どのように指導しているのかを具体的に聞くことをおすすめします。

 

大人でも子どもでも「頑張ります」「やる気あります」という言葉ではなく、どう行動するのかが大事なのではないでしょうか。私たち自身も、口だけにならないよう注意します。

投稿者プロフィール

miyazaki
miyazaki
神奈川県茅ヶ崎市でエクセルシアという個別指導塾を運営しています。「茅ヶ崎で勉強No.1」を目指し、日々奮闘中。生徒・講師の先生たちと話すことはもちろん、読書やゲームも好きです。

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