定期テストの点数は、準備で9割が決まる

まさか無いとは思いますが、もしもテスト前にどうやって勉強したらエエねん!という方は目を大きく空けて本記事を読んで下さいね。

既に塾に通っている方は、先生の言う通りにやってみましょう。「言う通りに」ですよ。勝手にアレンジしないように。 ちなみに写真は勉強計画表の表紙です。無駄に凝ってます。

定期テストは準備が9割

先に述べておきますが、テストに対しては普段から勉強しておくのが最も効果的です。

当たり前すぎて誰も言わないかもしれませんが、生活のルーチンワークとして勉強しておくことが最善の手です。ルーチンワークの意味がわからない人は調べましょう。

ただ、中学生も高校生もみんな忙しいのは私もわかります。習い事に部活に体育祭に修学旅行に…体力的になかなか「よーし勉強するぞ!」とはならないですよね。

以下、普段はぶっちゃけあまり勉強していない…けど少しでも高い点数を取りたい、と思っている方へお伝えします。ただし、普段から勉強している人には勝てないのでご注意を。

さて、定期テストの点数を上げるために必要なことは何か。それはズバリ、準備です。テスト2週間前の勉強計画です。

えっ…そんな簡単なこと?と思われたアナタへ。それでは聞きますが、テストに対して万全の準備が出来ているという自信はありますか?その根拠を保護者の方や学校の先生に説明して納得してもらえますか?

そう、出来ているつもりであっても意外と抜けているものなんです。なんとなくで立てた勉強計画は、なんとなくの結果で終わります。ほぼ確実に。また、計画を立てずに気分で勉強するなんて、もっての外ですので今すぐやめましょう。気分で勉強するような無意味な時間を過ごすぐらいなら、諦めて荒野行動してた方がマシです。   点数アップのためにはまず計画を立てること。 これ、大人になっても使う技術ですよ。

計画の立て方① 目標点を決める

最初に、まず目標点を決めます。

勉強に限りませんが、何か行動を起こす時にはゴールから逆算して決めると決定しやすいです。覚えておきましょう(^o^)

そもそもアナタは今回のテストで何点を取りたいのでしょうか。それをノートにしっかり残すこと。

ここで一つ質問です。ノートに書いた点数について、「なぜ」その点数にしたのでしょうか。

「~だから」という理由を論理的に言えたら素晴らしいです。テストに対して、目標を設定するのって初めて、という方はなかなか難しいと思いますが、考えてみましょう。 目標点が◯◯点でなければなかない理由をしっかり持っておくと、途中で妥協出来なくなります。安易に決めた目標では「やっぱり80点は難しいから70点に変えよう」とすぐ楽な方に流れますからね。 点数の値が高い、低いが問題なのではありません。点数が何点であっても「なぜその点数が自分の目標点なのか」をしっかり持てたらベストです。

計画の立て方② 定期テスト全体の範囲をチェックする

目標を定めたら、次はやるべき勉強のチェックです。

アメリカに行くぞ!と思ってオーストラリア行きの飛行機に乗ったとしたも、アメリカには到着しないですよね。それと同じく、目標に向けて「やるべき勉強」と「やらない勉強」を分けましょう。

テスト範囲とにらめっこして、教科毎にどの問題集・ワーク・プリントの何ページから何ページを勉強するのかをノートに書きましょう。まだこの時点では書き出すだけで構いません。細かく区切るのは次のステップです。 何ページから何ページなのか、どの章からどの章なのかをしっかり書き出して、この2週間で自分が何をするべきなのかを決定しましょう。

注意点としては、適当に書かないという点です。曖昧に決めてしまうと、やらなくていい部分まで時間を割いてしまったり、範囲に入っているのに勉強しなかったりします。

計画の立て方③ 一日にやることを明確にする

ここまで来たらもう一歩。この日はこの教科の、このワークの、このページからこのページまで…という風に、一日のやることリストを作成しましょう。

どの日に何を、というのは感覚としてはパズルゲームに近いかもしれません。基本的に目標点をクリアするための勉強メニューが作られていればOK。   具体例を示すとこんな感じです↓

国語・社会の「暗記」などは抽象的ですのでNGです。(生徒本人にも伝えて、写真撮影後に直しています)

終わった勉強メニューにはチェックを入れるか、マーカーで色を塗っておきましょう。

メニューを組み立てる際には、英語・数学に時間をかけすぎない最低3周実施する「目標点」に沿って組むという点に注意してください。英語と数学に時間をかけすぎると理科や社会の時間が奪われます。英語・数学は7日前あたりまでで一旦完了するようにしておきましょう。また、同じワークを最低3周行いましょう。

90点以上を目指すのであれば別ですが、手広く色々な問題を解くよりは、一度間違えた問題を次から間違えなくする方が点数は上がります。なんとなく色々な問題を解きたいという心情も理解は出来ますが、持っている参考書、テキスト、プリントをやりきる方が結果的に高得点が取れます。

ちなみに2周目以降は間違えた問題、正解したけど不安な問題のみで構いません。 勉強時間も記録しておきましょう。後から振り返ったときに自身に繋がるのと、勉強したのかかしていないのかがハッキリわかります。

 

いかがでしたでしょうか。きちんと順番通りに作れば、計画表の出来上がりです。

しかし、この形式が絶対なわけではありません。慣れてきたら自分仕様にカスタマイズしましょう。なにしろ使うのは自分自身ですからね。

ただ、慣れるまでは上記の方法で、余計なことをせずきちんと書きましょう。塾生は既にチェックを実施していますが、もし塾外生の方でも見てほしければ連絡ください。みなさんの点数が伸びるように、期待しています。

 

それではまた次回! お読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

miyazakiのアバター miyazaki 塾長/教育アドバイザー

神奈川県茅ヶ崎市でエクセルシアという個別指導塾を運営しています。「茅ヶ崎で勉強No.1」を目指し、日々奮闘中。生徒・講師の先生たちと話すことはもちろん、読書やゲームも好きです。

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