こんにちは、個別指導エクセルシア茅ヶ崎校の宮崎です。
世間ではコロナウィルスの情報で溢れかえってますね。
学習塾や予備校も他の業界と同じく少なからず影響を受けており、緊急事態宣言や学校の休校措置を受けて、各社様々な対応を取っています。
オンラインで対面授業を行う塾、映像授業を見せる塾、1ヶ月間休校にする塾、コロナなんてなんのその!対面授業を継続する塾…十人十色というか十塾十色な対応をされています。
先にお伝えしておきたいこと
この記事では当塾の取り組みと方針を語ろうと思っていますが、まずお伝えしたいこととしては「どの塾・どの予備校も生徒・ご家庭のみなさんのために必死になって、できることを探している」ということです。
「あそこの塾は休校しているのに、なんでこっちの塾は授業しているんだ!」
「今年受験なのに、塾が1ヶ月間休校したら勉強はどうなるんだ!」
など色々な意見が出るのはわかります。危険が全くもって無いわけではないのもわかります。私も親ですから、理解しているつもりです。
しかし、だからといって学習しなくて良いということにはなりません。
自分で何をすべきかわかっていて、適切な時間と分量で自分一人だけで毎日勉強ができる…という人は問題ないでしょう。が、現状でそこまでできている人は、おそらくこの記事を読むことはないのではないでしょうか。
世の中の大半の中学生・高校生はメタ認知ができず、客観的に見て自分が何をすべきかなんてわかるわけがないんです。(もちろんそういう人も存在しますよ。)
学校が休校になって早1ヶ月半、おそらく5月も多くの自治体では休校になるのではないかと考えています。そうなると丸々3ヶ月、勉強に関して何もしないという人が出てきてもおかしくはありません。
どの塾・どの予備校の先生も、少なくとも自塾の生徒にはそんな状況になってほしくない!という気持ちを持っているのではないでしょうか。少なくとも私はそう思っています。
だからこそ、どの塾・どの予備校も生徒・ご家庭のみなさんのために必死になって、できることを探りつつ実践していると感じていますし、その塾・その予備校がどんな対応を取られていたとしても、その心は汲んであげてほしいのです。
別の塾と比較する必要はありません。コロナショックは「正解のない問い」ですから、各社が取っている対応が全員正解ですし、全員不正解とも言えますので。
今現在、塾・予備校に通われている人は、どうかその塾・予備校の先生を信じてあげてください。
ただしどうしても心配なご家庭は、無理せず1~2ヶ月程度休校してくださいね。状況が状況なので、なんとか対応してくれると思います。
当塾の対応と取り組み
前置きが長くなりましたが、当塾の緊急事態宣言中の対応と取り組みをお伝えいたします。
そもそも、当塾は休業しなければならない施設かというと…実はそのまま開校していても何ら問題ない施設であると、自治体側から発表がありました。(当たり前ですが十分な感染防止策を取った上で、ですよ。)
ソースは以下です。
<東京都休業要請 具体的な業態や施設など一覧>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200414/k10012385421000.html
一方で、
▼オンライン授業、▼家庭教師は休業の対象に含まれていません。また床面積の合計が1000平方メートル以下の施設については、都は法律によらず、施設の使用停止および催物の開催の停止について協力を依頼するとしています。
このうち100平方メートル以下の施設については、営業を継続する場合、適切な感染防止対策の徹底を依頼するとしています。
当塾の床面積は約80平米ですので、100平方メートル以下の施設に該当します。(当然のことながら、適切な感染防止対策を毎日行っています。)
したがって、「密閉・密室・密接」に最大限の注意を払いつつ教室での指導も可能ではあります…が、状況を踏まえると、無理な外出をする必要はないとも考えています。
そのため現状では、先日よりオンラインを中心とした指導に切り替えています。
指導はオンラインで、課題の指示・提出&確認は直接行うというハイブリッドな手段です。課題を指示する際にモチベーションを上げられるような声掛けも行います。(外出に対して心配なご家庭は、完全オンラインでも対応していますよ。)
ただし、オンラインだと著しく集中力が落ちる場合や本人の強い希望がある場合、且つ保護者の方の同意の上で、人数・時間帯を制限しつつ教室での短縮授業も実施します。
また、通常授業が復活するまで1ヶ月程度お休みしたい、通わせたいけれど収入が途絶えて困っているという場合も柔軟に対応します。
このような対応を取っているワケ
言うまでもなく生命は大事ですが、だからといって学習することを止めていいかというと、そんなことはありませんね。定期テストや受験…もっと言えば「進級」「進学」は、待ってくれませんから。
そして現実は「コロナのせいだ!」といくら叫んでも、とどのつまり、試験や受験を含めた広義の社会からは結果しか見られません。
バブル崩壊世代、氷河期世代、リーマンショック世代の方々はよくご存知だと思いますが「でも上手くいった人もいるよね?努力したの?」と言われるだけです。
コロナに怯えているだけではなく、「すべきこと」をする必要は絶対にあります。
そして学習面のサポートを行うことが、私たちのミッションです。
今も大事ですし、その先も同じぐらい大事です。
後から振り返ったときに「ちょっと大げさすぎたかなー!」ぐらいに思えるような行動をしつつ、ミッションを遂行しようと決断した結果、上記の対応に至ったわけです。
とはいえ、楽観視はできません。
感染防止の観点も含め、家族でよく話し合って決めることをおすすめします。
よく寝て、よく食べて、よく手洗いをして、コロナに負けない生活を送りましょう。