勉強するときは、引き算で考える

こんにちは、個別指導エクセルシア茅ヶ崎校の宮崎です。

机の前に座って勉強をするという行動自体は、点数アップには欠かせない要素です。

ただ、多くの勉強に慣れていない中学生や高校生がぶつかるんですけど、何でも取り組みすぎなんですよね。
これは中間テストや期末テストなどの、範囲がそこそこ広いようなテストを勉強しようと思ったときにありがちな光景です。

当塾でも入塾してから日が浅かったり、思うように成績が取れていない生徒ほど、「何でもかんでも」やろうとします。
何でもかんでも」取り組むことは一見すると真面目に見えますが、全てが中途半端になってしまい、結果として数字に跳ね返ってこないことが多いです。

とりあえず目の前の問題を解いてみることについては、とても良いと思いますし、机の前に座って嫌いな勉強に対して「なんとかしてやろう」とファイティングポーズを取ること自体は素晴らしいと思います。

ただ、何をどこまで取り組めばよいのかがわからないから、

・とりあえず全部やってみよう

となってしまうんですよね。
これはやる気やモチベーションの問題というよりは、「何を克服するために今の勉強をしているのか」が不明なことが問題なので、勉強そのもの自体よりも手前にある話です。

このようなケースは実は結構多いので、もし毎回テスト前になると慌ててしまうといった状況なら、ぜひ見直してみてください。

目次

目的が明確になると、集中できる

同じ勉強でも、目標や目的によって作戦(勉強量・学習内容・学習時間・合格ライン)は変わります。

野球でバッティングの精度を高めたいと思っているのに、サッカーボールでリフティングの練習はしませんよね?

勉強も同じです。目標や目的が定まっていないと、こういったことが起こるのです。

 

まず、目標を明確にしましょう。できれば数字で表せる目標が良いですね。
一番わかりやすい例でいえば、テストの点数や平均点との差でしょうか。

このとき、

・目標は高いほうがいい!

とかなんとか言い始めて、自分の実力と大きく離れた目標を掲げるのはやめましょう。

理想は、

・今日の時点だと届かないけれど、努力すれば取れそうな点数

ですね。
目標は高すぎても低すぎでもいけません。

目標が設定できたら、次は点数を取るためにどうするかを考えます。

例えば次の定期テストの点数の目標が80点だったとして、100点を狙う必要はないわけです。

(ちなみに…逆説的になりますが、実際に80点を取りたい場合には100点を取る気持ち行動が重要です。話がややこしくなるので今回は割愛しますね。)

前回のテストの点数が70点だったとして、数学なら

・計算や一行の問題は完璧にする

・少し手順が複雑な問題も自力で解ける

ことは必要ですが、

・授業で扱ってない問題や、ワークのC問題

・高校入試の過去問レベル

が解けなきゃいけないかというと、そうではありません。
もちろん、学校の先生が作るテストですので配点によっては解けなければいけないかもしれませんが、原則としては解けたらラッキーぐらいの感覚で構わないのです。

優先するのは何かというと、

・計算や一行の問題は完璧にする

・少し手順が複雑な問題も自力で解ける

ことなんですよね。テキストやワークに載っている全てを正解する必要があるかどうかは、目標次第で変わってきます。

 

定期テスト前に集中して勉強できる期間って基本的に短いですから、アレもコレもはできないんですよ。

問題を構成している要素(英語なら英単語、文法、長文、英作文、和訳…など)を書き出して、何を優先するのかを決める必要があります。

この考え方が重要で、どの要素に取り組むか、自分にとって必要なものは何か。

ここを突き詰めて考える必要があります。

やらないことを決める

優先順位を考えたあとは、やらないことを決めましょう。

 

例えば英語の問題を構成している要素としては、英単語・文法・長文・英作文・和訳などがあります。(もっと細かくもできますが、大ざっぱで構いません)

ここで考えてみてほしいのは、定期テスト1週間前に英単語もロクに覚えられていない人が、英作文の練習をしたところで果たして点数が取れるようになるのかどうか。
この人に必要なことは、全ての要素を満遍なく触ることではなく、まず英単語と文法を固めることです。

逆に言えば、それ以外はやらなくていいんです。英単語と文法が本当に固まるまでは。

もちろん、定期テストでの点数は決して良い結果ではないかもしれませんが、そもそも

・定期テスト1週間前に英単語もロクに覚えられていない

という状況になっていること自体が問題ですよね。そんな状態で1週間だけ手を付けて高得点を取りたい、といったムシの良い話は残念ながらありません。反省して次回のテストに活かしましょう。

それでも、英単語と文法問題がキチンと取れていれば、平均を大きく下回ることはないと思います。

反対に、全てを中途半端に触ってしまうと、英単語の綴りがあやふや、文法も2択で外す、わかる問題もケアレスミス…という結果になってしまいかねません。

 

このように、

・確実に取れる問題を、確実に取れるように練習する

ことが大切です。

そのためには、勇気をもってやらないことを決める必要があります。

 

多くの人が、不安から取り組もうとしている要素を詰め込みすぎてるんですよ。
点数を取るためにたくさん取り組むのではなく、点数を取るためにひとつに絞るんです。

「いやいや、高得点を狙うならたくさん取り組んだ方がいいんじゃないの?」

と思われるかもしれません。

高得点を狙うなら、そもそもテスト前に英単語や文法問題に対して時間を割いてはいけませんよね。
もっと言えば、英語や数学などの積み重ね科目は普段の勉強である程度仕上げておくべきです。

 

目的を明確にわかりやすくする、やることを絞るということは、つまり「引き算で考える」ということです。

引き算で考えるときの注意点

このように、引き算思考は定期テストの点数アップにおいて有用な考え方です。

しかし、難しい(面倒な)問題を解きたくないための免罪符にしてはいけません。
あくまでも

目標が立っていて優先順位を立てるとき、「やらないことを決める」ために引き算で考えるといいですよ

という話であって、勉強をしたくないときの言い訳に使わないようにしましょう。

また、やらないことを決めるのは大事なんですけど、それと同じくらい「やると決めたことをやる」ことが重要です。やることを絞っても、行動できなければ意味がありませんね。

引き算で考えると目的が明確化されてシンプルになり取り組みやすくなりますが、用法と用量を守らないとただのサボりにもなりかねません。ご注意を。

当塾ではこのあたりの線引きをかなりシビアに判断しながら、一人ひとりの学習プランを作っています。
普段の勉強もテスト前の勉強も、何をいつまでにどれぐらいやるべきなのかを明確にしておりますので、不安な方はコチラから一度ご相談ください。

投稿者プロフィール

miyazaki
miyazaki
神奈川県茅ヶ崎市でエクセルシアという個別指導塾を運営しています。「茅ヶ崎で勉強No.1」を目指し、日々奮闘中。生徒・講師の先生たちと話すことはもちろん、読書やゲームも好きです。そろそろYoutuberデビューも近いとの噂?続報を待て!

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