中学生・高校生必見!テスト勉強の5つのコツ!

こんにちは、個別指導エクセルシア茅ヶ崎校の宮崎です。

長かったゴールデンウィークも過ぎ、中学生・高校生のみなさんは中間テストが迫ってきていますね。そろそろテスト勉強をはじめるか!と思っている人も多いのではないでしょうか。

本日は、知っているようで意外と知らない?テスト勉強のコツを改めてお伝えしたいと思います。

一つひとつのコツは簡単・単純なものですが、全てを組み合わせると効率アップ間違いなしです!

 

①目標を立てる

まずはコレ。

ここがブレていると、②で立てる計画を実行している最中に「今日は○○だから勉強しなくていいや」「あとでやればいいかな」という言い訳が発生します。

人間は弱い生き物です。

言い訳と戦っても、自分ひとりだと大体の場合、負けてしまいます。

ですから、そもそも言い訳と戦わない手段を選択するのが手っ取り早いですね。

そのためには、なぜその点数を取りたいのか、取ったらどうなるのか、取らなければどうなるのかをキチンと考えること。これが大事。

要するに、一度決めた目標に対しては本気で取り組む覚悟を持ちましょうということです。

目標を決めたら言い訳せず、以下で立てた計画を淡々とこなしましょうね。

 

②計画を立てる

最も崩れやすいフェーズがココ。

その理由は簡単で、多くの場合そもそも立てた計画に無理があるから。もしくは勉強すること自体に慣れていないか。

後者はテスト前だけでどうにかなる問題ではありませんので、今回は割愛したいと思います。

普段から少しずつ(たくさんでなくてOK)勉強している人と、そうでない人とでは勉強力(勉強の体力のようなもの)が違います。

ですので、後者の方は今回ではなく次回のテストのために、常日頃から勉強する癖を付けておきましょう。一日たった30分でも構いません、癖を付けることが大事ですよ。

 

一方、そもそも無理な計画を立ててしまう方は、余裕を持った計画づくりを心がけると良いのではないかと思います。

例えば、定期テスト10日前の日の勉強メニューが、

 

  • 英語Unit1本文和訳
  • 数学ワーク8ページ
  • 漢字プリント4枚
  • 英単語30個暗記

 

…だったとしましょう。

決して不可能ではありませんし、高得点を狙う人であればこれぐらいはまだ可能な範囲でしょう。

ただ、テスト10日前というとまだ部活があります。特にこの時期、運動部は帰宅が遅くなるため集中して自由に勉強できる時間はせいぜい2時間程度でしょう。

また、夜遅くまで勉強しても効率が下がるだけなので、夜12時を超える勉強はしない方が吉です。

そこそこ勉強に慣れていないと、2時間でこの分量を集中して仕上げるのは厳しいかと。

一日だけであればまだしも、テスト前2週間毎日このようなペースでこなせるかというと難しいのではないでしょうか。

 

一日でできるボリュームは思っているよりも少ないぐらいでちょうど良いです。

上記の例でいうと、部活があるときは一日2~3時間程度、部活がオフになったら一日4~5時間程度の勉強量が平均的な時間数なのかなと。統計を取ったわけではなく、あくまでも私の肌感覚ですが。

そのかわり、その「やや少なめな量」をピシッと集中して取り組む(もちろん間違え直しなども)ことを意識してほしいですね。そうすると意外と記憶に残っていたりするものです。

また、英単語や漢字、古文単語などは最初がっつり時間を割いてリストアップ・単語帳作成・意味調べ…などを行い、あとはスキマ時間に覚えるようにすると良いかもしれません。

授業が始まるまでの5分や電車を待っている間の5分、待ち合わせをしている間の5分など、合間合間の5分を上手に使って、単語との接触回数を増やしましょう。

5分でも一日6回触るようにすれば30分。それが1週間続いたら180分。2週間前からやってたら360分で6時間にも及びます。塵も積もればなんとやら。

 

トータルの分量でいうとテスト当日までに同じワーク、テキスト、プリント類を3周程度できるのが理想ですね。

最優先なのは学校のワーク類(プリントなども)です。

よく、○周という言葉には意味がない!という意見も散見するんですが、あくまでもこの数字は目安ですので自分の状況に合わせて変えてみましょう。

 

③「とりあえず10分」机の前に座る

勉強できない人にありがちなこととして、勉強することに対する心理的ハードルが高いということが挙げられます。

何から手を付けて良いのかわからないというのもよくあるセリフなんですが、何から手を付けて良いのかわからなくても、とりあえず単語や漢字は覚えられますよね。

もっと言えば社会や理科も暗記色が強い科目(暗記だけで乗り切れるわけではないです)なので、ひとまず触ろうと思えば多少なりとも吸収できるんです。

今どきは中学生でも高校生でもスマホ持っている人が多いため、Youtubeで検索すれば該当範囲の授業動画だって見れちゃいます。

 

でも、勉強が苦手な人は「わからない」で思考を止めてしまうので、なかなかそこまでたどり着かないんですよね。

その根源にあるのは勉強することに対する心理的ハードルが高いから。

なので、その心理的ハードルを下げる必要があります。

そのための一つの手段が、とりあえず10分、机の前に座ること

まず10分、10分だけ集中してテキストや教科書、プリントを理解しようと努めましょう。

本気でこの10分は該当範囲の理解に努めてください。

いざ実践してみると意外と時間が経過していて、結果的に1時間経っていたということもありますし、20分で集中が切れてしまうかもしれません。

でも、勉強が苦手だなーと思う人はそれでいいんです。

その時間は確実に「勉強が得意な人」と同じモードに変身していたわけですから。

まずはその”モード”に慣れましょう。

あの世界的なヒーローだって最初はスーパーサイヤ人に変身していられる時間はそう長くなかったんですからね。

修行を重ねたS氏

④スマホはOFF

気になってしまうので、勉強中は電源を切りましょう。調べ物は辞書を使いましょう。

人間、LINEの通知ひとつで簡単に集中力は切れます。

「つい…」という気持ちで触ってしまうと、その日の吸収内容が半減以下になってしまうので、極力触らない、というか電源OFFにしてバッグの中へ。

 

それにスマホを見たとしても、そこまで有益な情報は入ってきません

インスタやグループLINEで連絡・コメントが来たとしても、自分にとって大した情報は無いです。

“モード中”ではなく、さっさと勉強を終わらせてから連絡を取ることをおすすめします。

 

⑤よく寝る

眠いときはとっとと寝ましょう。非効率的です。

テストの前日は夜中の遅い時間までやりなさい!という声を出している保護者の方を稀にお見かけするんですが、絶対にやめた方が良いですよ。

前の日ぐらい死ぬ気で頑張りなさい!頑張りを見せなさい!という気持ちは痛いほどわかるのですが、テストの点数は精神論では上がりませんので早々に寝かせて朝早く起こした方がマシです。

 

脳は睡眠中に記憶を整理すると言われています。

その日にインプットした内容を整理しないまま散らかしておいたままだと、情報を上手く引き出せず実際のテスト本番で見たことある問題なんだけど、なんだっけ…ということに繋がりかねません。

少なくとも6~7時間は睡眠時間を確保すると良いのではないでしょうか。

 

5つのコツ!とか言いながら当たり前の人には当たり前の内容すぎたかもしれませんね。

しかし、何事も基本に忠実に取り組むのが遠そうでいて最も近道だったりします。

これらは当塾でも実際に行っていることで、いわゆるテスト対策ではテスト2週間前に計画を作ることから始めます。(もちろんテスト返却後には個人面談もしますよ)

詳細な勉強の計画の立て方や、テスト勉強におすすめの動画が知りたければどうぞお気軽にご連絡ください。

 

それではまた次回! お読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事を書いた人

miyazakiのアバター miyazaki 塾長/教育アドバイザー

神奈川県茅ヶ崎市でエクセルシアという個別指導塾を運営しています。「茅ヶ崎で勉強No.1」を目指し、日々奮闘中。生徒・講師の先生たちと話すことはもちろん、読書やゲームも好きです。

目次